2012年12月18日

レザンレザンのシュトーレン

レザンレザンのシュトーレン




 シュトーレンはドイツに伝わる、クリスマスのアドベントに食べられる発酵菓子です。

 形は幼子イエスが包まれていた、おくるみをかたどったものといわれているようです。

 ドイツ国内でも地方によって、お店によって形は様々らしいです。

 二年前に行ったミュンヘンの老舗パン屋さんにもたくさんのパンやケーキと並んでシュトーレンがありました。
レザンレザンのシュトーレン


 日本のものと比べるとかなり大きめです。
 大きいだけに味も軽く、パウンドケーキとパンの中間くらいの食感のように感じました。
 ここのはご覧のように中にマジパンは入っていません。

 日本で売られているものも軽いものが多いのですが
 レザンレザンではあえて素朴さを追求して、しっかりとしたものにこだわりました。

 発酵生地にはイーストを使わず、自家製酵母で前種生地を作ります。
レザンレザンのシュトーレン
 

 バターと砂糖は柔らかくして混ぜておきます。
レザンレザンのシュトーレン

 これを発酵してきた前種生地と混ぜていきます。
レザンレザンのシュトーレン

 混ぜるのはすべて手でやっていきます。
 機械で混ぜると力がかかって混ぜすぎる恐れがあります。
 
 力をかけて混ぜすぎると小麦粉の粘りが出て仕上がりが硬くなって食感も口溶けが悪くなりやすいと
 思います。

 少しづつ手を使って混ぜていきます。
レザンレザンのシュトーレン

 バターと発酵種、粉が混ざったら
 ローストしたアーモンドとクルミ、洋酒漬けしておいたドライフルーツを混ぜます。

 ドライフルーツは
 プラム、アプリコット、アップル、レーズン、サルタナレーズン、カレンツ、オレンジピール、クランベリー
 を使います。
レザンレザンのシュトーレン

 ナッツとドライフルーツはかなりたくさん入ります。

レザンレザンのシュトーレン



これを一つずつ成型します。
レザンレザンのシュトーレン

 芯に入れるマジパンもアーモンドの粉をローストして
 砂糖とミルク、ラム酒と練って作ります。

レザンレザンのシュトーレン





レザンレザンのシュトーレン



 焼きあがったら、熱い溶かしバターをくぐらせてキビ糖をまぶします。
レザンレザンのシュトーレン

 今年もよろしくお願いいたします。



Posted by レザンレザン at 00:49│Comments(2)
この記事へのコメント
レザンレザンさんのシュトーレン!
美味しそうです!!!

実は、まだ、いちども食べたことないのです。
シュトーレン。。。
Posted by chicachica at 2012年12月18日 11:19
chicaさん

ありがとうございます。

レザンレザンのシュトーレンにもカルダモン入ってますよ!

他にクローヴ、シナモン、ナツメグも使っています。

みなさんにお食べいただきたい味です。
Posted by レザンレザンレザンレザン at 2012年12月19日 00:04
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    コメント(2)