2008年08月15日

8月15日の前に

パン屋めぐり中の神戸で目にとまった建物です。「戦没した船と海員の資料館」だそうです。第二次大戦中、国家総動員が強要され、いろんなものが徴用されました。わたしは焼津で生まれ育ったので、焼津の漁船が徴用されていたことを子供のころ聞いた覚えがあります。直接、戦闘に加わらなくとも多くの人が戦争の犠牲になりました。この名前の建物の前で立ち止まって、一瞬いろいろなことが頭のなかをよぎりました。中に入ってみようという気持ちもありましたが、かなり時間的に押していたことと、暑いなか疲労もピークになってもいました。一人でもありませんでしたのでしばらく迷って、結局通り過ぎました。中に入ればきっと焼津の船と海員の資料もあったと思います。正直、このコンディションにはこの建物の中身は重すぎました。引き返しながら、また8月15日が来るんだと、足が余計重くなったきがしました。



Posted by レザンレザン at 10:03│Comments(1)
この記事へのコメント
撃沈された民間船は1,197隻になるそうです。
一体、海員はどれだけの数が犠牲になったのでしょう。
Posted by レザンレザン at 2008年08月15日 10:30
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8月15日の前に
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